リフォーム墓R3.12月 Ⅿ様

令和3年11月 Ⅿ様(場所=四日市)

 

以前は水鉢から納骨していましたが、今回横から納骨できるよう観音開きの扉を設置し舞台廻りを全部貼り石で施工しました。

施工前の写真を見て頂いたら分かるように、お墓の間から植物が根を張り成長していたため柱と柱が開いた状態のお墓でした。以前はセメントで舞台廻りをしていたのですが、セメントはどうしても年数経過に伴いひび割れや生じる恐れがありますが、今回は貼り石で施工していますので、ひび割れなどの心配はありません

それとこのお墓は猫足と言って細工された石が上の石の重量を4点のみで支えて据え付けられていました。そう考えると昔の職人さんの技術は凄いものがあります。当社でも昔はこのタイプのお墓をする方がけっこういましたが、今では猫足のあるお墓をさせれ方がいません。

今は既製品が支流となっていますが、こうしたお墓をリフォームして今後受け継がれていかれる方々がいらっしゃることは大変喜ばしいことであります。

今回このリフォームのお話を頂き、このお墓の施工が出来た事に感謝です。

施主様にはもちろんの事、ご先祖様にも「有難うございました。」とお伝えし今回もお仕事をさせて頂きました。

【リフォーム前】   【リフォーム後】

 

牧野家改修前CIMG0584 

【リフォーム後の納骨堂内の様子】

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